看護師や医師と連携を図りながら、
自分らしく生きていくサポートを心がけています。
ベッドで過ごす時間が長い方も起きている時間はとても大切です。そのため特別養護老人ホームでは独自で声かけをする「呼び起こし」という生活リハビリを取り入れています。最初はほとんど返事をしなかったけれど、また喋れるようになったり笑ってくれたり、誰が来たか目で追いかけてくれたりと変化が見られます。生活リハビリを取り入れるようになり、介助がなければ食事が困難だった方が自分で食べられるようになる人が増えました。職員にとっても、ご家族にとっても反応を返してくれることは大きな喜びにつながりました。
また特別養護老人ホームでは医療が必要な方も受けれているため、4人の看護師が在籍し、週に2回広島厚生病院から医師が往診し、もしものときのために24時間電話対応を行っています。グループの医療体制を活かして看護師や医師と連携を図り、現在の状態はもちろん、今後起こりうる状態も予測しながら対応をすることで、急変時にも迅速な対応ができるよう心がけています。